第2回団体交渉報告その１

コロナ患者対応に対する危険手当について

　成田病院では強い社会的責任感のもと、多数の職員が日々コロナ対応に従事しております。成田という土地柄、外国人の入院患者も多く、職員は日々、言語・文化の違いに対する対応のみならず、変異型へのリスクも大きく、現場での勤務は大変な負担となっています。また、どれだけ感染対策を講じても感染リスクはゼロにはならず、実際に勤務中に感染してしまった職員も複数おります。職員の自己犠牲に甘んじることなく、危険手当を出すことは当然と考えられる中、ユニオンでは法人の姿勢に多くの問題を認めております。

１）他の医療機関と比べて格段に安い手当の額

２）日勤と夜勤で勤務時間を考慮せずに同額である点

３）コロナ患者の看護を行なったのにもかかわらず、他病棟からのヘルプであるため、手当が支払われていない職員の存在

４）５月給与に４月分の危険手当が含まれず、不払いとなっている事実

6/15第２回団体交渉の場で上記について取り上げました。

１）手当額については、他施設の額をまず調査し対応を検討してもらう

２）同上

３）対象となる職員を調査し、遡って支払う。（私は対象だ！という方おられましたらユニオンにご連絡ください）

４）理由は明確にはしてくれませんでしたが、職員に対する謝罪とともに、次月の給与に不払い分を含むことを約束しました。